どんな舞台になったかというと…

わかりますでしょうか・・・「能舞台」です。
「高砂」という謡(うたい)は、皆さまも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
夫婦愛、長寿の理想をあらわした謡曲の代表作で、結婚式にぴったりの作品ですね。
普段は謡いだけのことも多いですが、今回は本格的な仕舞もありましたので
ご紹介したいと思います。
新郎の双子の弟さんが大学時代に本格的に能を勉強されていたそうで
ご兄弟もその影響を受け、みんなが謡えるようになったとのこと。
5人兄弟の新郎の家では、今回が3回目の結婚式。
「高砂」のご披露も、どうやら恒例になってきたようです。
お兄さん、お姉さん方が地謡を務め、弟さんが仕舞を務め、兄弟の息のぴったりとあった
それはそれは素晴らしい能で、私たちスタッフもご一緒に拝見できたことを嬉しく思います。
この能の前には、新婦のおばあ様が、詩吟を披露されていました。

彼らは ダイニングを使っての人前式をされたのですが
家族だけの結婚式でしたので、ご両親、ご兄弟・・・と順番に前に出てきていただき
一言ずつおふたりにお祝いの言葉をかけていただきながら
参列者全員に結婚証書に署名をしていただきました。
有明邸のダイニングには、ゆったりとしたとても温かな時間が流れていたと思います。

そして、承認の拍手をいただいた後には
新婦側のご家族様が、とてもお好きだという「真澄」という日本酒をベースにした
オリジナルカクテルで乾杯。
うっすらとグリーンに色付けをして、桜の花びらを浮かべた
春の訪れを告げるカクテルで“両家固めの杯”です。
結構、強めのお酒でしたが、皆さんクイっと召し上がっていましたね。ちょっと、ビックリ。
ほのぼのとして、ご家族様の愛情に溢れた、素敵な人前式だったと思います。

そしてもうひとつ。ここにも家族の愛情が・・・。
おばあ様が、ふたりの結婚式のために手作りしてくださった蛤人形。
蛤は、対にとなる貝殻としか組み合わせることができないので
夫婦和合のシンボルですものね。
とても素敵な贈り物だと思います。どうぞ、いつまでもお幸せに・・・。
